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国家的同人作家マクシミリアン1世 [西洋史]

いろいろやってみた結果
絵が大事なんだよ!という結論に達したマクシミリアン1世。

「だってドイツ語わからない人もいるんだもん!」ということらしい。
そりゃそーだ。
スペイン、フランドル、ハンガリーの読者は確かに読めない。

自伝的小説「白王伝」には
なんと237枚もの挿絵(木版画)が入れられたそうな。
しかしいい絵がなかなかできなかったからって最終版完成が1775年っていうのは…。
さすが皇帝、やることが違うぜ!

守備範囲もハンパなく
自伝(白王伝)から
ドリーム小説(トイアーダンク)、
趣味の本の数々(狩猟、大砲、馬上試合&舞踏会)、
家系図、
とーちゃんとぼくの本、
ぼくの一族の本 などなど 幅広く手がけていた模様。
それでも企画倒れの本が18作品!

すごいですわね。いろんな意味で。