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乙嫁語り第12話『義母』 [漫画]

スミスさんの家に、注文していた羊のうちの半数が送り届けられました。
良いお値段での買取をしたので、子羊2頭のおまけつきです。
かなり良い羊たちだったので、タラスさんは嬉しそう。
今回はさっそく羊たちの世話を始めたタラスさんが放牧の道すがら
故郷に置いてきた義母に「もう私のことは忘れてくれたかしら」と思いを馳せる。
そこから場面がタラスさんの郷里に切り替わります。

読むときには11巻を手元に置いて読むのが吉です。



アンカラまで連れてきてくれた元の夫氏には
「私は旅の途中、病気で死んだと伝えてほしい」とお願いしたタラスさん。
一方、元の夫氏が後添えを娶ったところにお祝いに訪ねてきた義母と
思い出語りをします。

実は元の夫氏、タラスさんの義母に
タラスさんがスミスさんのことが忘れられずにいること
そんな彼女を見かねて「廟にお参りをすること」を口実に旅に出たこと
幸いなことにアンカラでスミスさんと再会できたこと
タラスさんはスミスさんと一緒に今も元気にしているだろうこと
を既に伝えていました。

タラスさんの義母はタラスさんに再婚を勧め、廟への旅行に送り出したせいで
タラスさんが亡くなってしまったのではないかと悔やんでいたので
この話を聞いてとても救われた思いがしたそうです。

今回の「乙嫁」はタラスさんと元の夫氏のところに嫁いできた後添えの方と
タラスさんの義母の三人かなあ。
みんな幸せになってほしい。
それが難しいのはわかってるけれども、幸せになってほしい。