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X-MEN Days of Future Past [X-MEN]

観てきました。観てよかった。
最後、未来が変わったシーンでは不覚にも泣いてしまいました。

センチネルによってミュータントだけでなく
Xファクターを持った子孫を作る可能性がある人間までもが狩られ
センチネルのシステムを維持するためだけに人間が奴隷化されている未来で
センチネルと戦うX-MENが
最後の手段としてウルヴァリンの精神を過去のウルヴァリンの身体に飛ばし
過去のウルヴァリンを介して過去のチャールズ、エリックに
未来を変えるための使命を与える。
そんなお話でした。

過去を変える話が中心なので、
過去9割、未来1割ぐらいの配分です。

未来のチャールズ(以下、プロフェッサー)とエリック(以下、マグニートー)が
過去に旅立つウルヴァリンに向かって
「あの頃の私たちは若くて何も知らなかったから、忍耐強く接してね」
とか言ってるぐらいなので
過去チャールズ(以下、チャールズ)とエリック(以下、エリック)は
とっても情けない人たちになってました。
…チャールズの方がエリックよりまだマシでしたけどね。

◆FOXロゴ
シンガーX-MENのお約束で
FOXロゴのXがちょっと明るいまま残ってたりして
久しぶりにX-MENでした。

◆チャールズ
チャールズ、エリック、ハンクのミスティークを巡る
謎の四角関係がちょっとアレかなーとか思ったけど
チャールズが妹ガーになってないと
チャールズの動機づけができないからしょうがないのか…。
(でもミスティークにエリックと一緒に行けって言ったのは
チャールズ自身なわけで…それに教え子や教師が徴兵されて
死んじゃったのとかはエリックのせいじゃないわけで…)

◆エリック
First Class(1962年)の後
ケネディ暗殺(1963年)でつかまって
Days of Future Pastの過去モード(1973年)までの間、
監禁されてたエリックがなんであんなに元気なのかなーとか。
(磁気を操れるから、何もない個室でも筋トレできるのかもネー)

ケネディ暗殺の濡れ衣が晴れるどころか
さらに凶悪なことを自らやらかして
完全に悪のミュータントになってしまった
エリックさんの明日はどっちだ。

◆クイックシルバー(ピーター・マキシモフ)
速いだけの子をどう使うのかと思ったら
こう使うんだーって感じでした。
彼が活躍するシーンは前半のハイライトです。
新手のスタンド使いかッて感じの映像ですけれどもね(^^;)

なんでウルヴァリンがピーターのことを知ってるんだろうと思ったけど
ピーターを知ってるウルヴァリンは未来ウルヴァリンで
過去ウルヴァリンは多分知らないんですね。

◆ウルヴァリン
ちょい待ち。
この人、X-MEN Zeroの時に
ベトナム戦争でお兄ちゃん(ビクター)と仲良く銃殺されてなかったか。

(死ななかったけど)
なんで、アメリカにいるの?
あと、葉巻はどこから手に入れてるんですか。
アダマンチウム改造されるかどうかは不明のままですが
多分改造はされるし、記憶喪失にもなる。
そうじゃないと彼がプロフェッサーの学園に来ることもないから。
でもベトナム戦争の後、ビクターと一緒にストライカーの私兵にならないと
アダマンチウム改造する話がすっぽ抜けるわけで、
そこの折り合いはどうつけるのかなあ、と。

◆ストライカー
未来が変わっても
ストライカーの息子、ジェイソンの運命は変わりそうにない。
しかし、この人見てるとプロフェッサーにジェイソンのことで
相談に行くようには思えないんですけど、そこんとこはどうなんですか。

◆レイヴン
彼女は一人でもやっていけると思うけど、
この先どうなっちゃうんだろう。

◆ローグ
冒頭で、Xマークの刻印を見つけてた女性。
白メッシュ入ってたから、ローグだよね?
最後、改変された未来で彼女がボビーと一緒に笑っていて
救われました。

◆救われなかった人たち
ケネディ暗殺からべトナム戦争まで
この間に殺されたミュータントたちには
救済はないんだなー。
エマ、エンジェル、バンシー、アザゼル、リップタイドは
このまま退場です。
アレックスが生き残ったのは
このままスコットのお父さんになるコース確定?

◆音楽
First Classの音楽での
マグニートーのテーマやX-MENのテーマの使い方が上手すぎたせいか
今回はそれに比べてなんか印象に残らなくて残念。

ウルヴァリン SAMURAI その2 [X-MEN]

ローガンがジーンの死にとらわれていたのは
観ている人に「ローガンの現在は3より後だ」ということを
伝える必要があったからかも。

ローガンは老化しない上に
X-MEN ZEROウルヴァリンが1960年代だったから
ジーンが死んだ後だってはっきりさせないと
この先のシリーズ展開上、都合が悪かったんだなー。
SMAURAIの事の発端が原爆投下だったから、尚更。

そこはローガンの人間性とかスコットの存在とかは犠牲にして
時間軸をはっきりさせたと思えば、理解できなくもないです。

見た側が「それってどうなの」って思ったぐらいなので
制作側でもモメたんじゃないかな、これ。

ローガンが死にたいと思ったのは今に始まったことではないけど
希死念慮がジーンの姿を借りて妄想化してた、と。
その死にたいという気持ちを誰かが操作してジーンの姿にして見せていたなら
テレパス最強なX-MENらしくなったかもしれない。
(マスターマインド出せばよかったのに)

ウルヴァリン SAMURAI [X-MEN]

台風の雨の合間を縫って観にいってきました。

これはウルヴァリン映画であって
X-MEN映画・ミュータント映画と呼ぶには
ちょっとミュータント成分が薄い。
元々X-MENは群像劇的な作品で、
ウルヴァリンのスピンオフ企画だったX-MEN ZEROでも
それは踏襲されていたんですが、今回はその要素は皆無です。
その分、あの世界の中での日本の描写に力入れすぎたかなーって感じですね。

あとマリコ、ユキオのダブルヒロインはよかったけど男性陣が全体的に印象が弱い。
悪役・敵役って言っても薄味でした。
マグニートーやヴィクターやフェニックスと比べると…。
ヴァイパーの無駄遣いもちょっと…。
あんな扱いならアベンジャーズで使わせてもらった方がよかった。
>ヴァイパー=マダム・ヒドラ

そもそもなんでローガンがスットコ病をこじらせてるんでしょうかー。
あなた、ジーンの恋人でもなんでもないでしょう。
片思いだったからとか殺しちゃったからとかあるにしてもさー。
ケイラのこと覚えてたからまあいいかなあと思う一方で
いつケイラのこと思い出したのよ、とも思った…。

あと、
「わあ、ドキがムネムネしちゃうなあ」的なシーンで
本当にドキがムネムネしてる場合じゃないでしょう!
相手は一応婚約者がいる人なんですよ?
まあ、でもローガンは元々そういう奴だと言ってしまえばそれまで です。

スタッフロールでなんとかX-MENになったというか
DOFPへの合流地点に辿り着いたという感じでした。
マグナスと教授の登場シーンの演出はとてもよかった。

ヒュー様のセンチメンタルジャーニーを観たい人にはお勧め。
かっこいい真田さんのアクションを観たい人にもお勧め(憎まれ役ですが)。

が、ミュータント群像劇を観たい人にはあんまりお勧めできません。
これはウルヴァリンだけどX-MENではないです。本当に。

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X-MEN Days of Future Pastレビュー@コミコン [X-MEN]

自分用しおり。


パトリック・スチュワートが小顔なのに驚きました。
あと白人と黒人はやっぱり骨格からして違うなーとか。

X-MEN映画歴 [X-MEN]

エボルーションをかるーく流す程度のライト層なので
映画のX-MEN歴も思い返してみると結構適当でした。

X-MEN 1
 ファミマでDVDが安かったから買って観た
X-MEN 2
 同上

X-MEN 3
 不憫なスコットの骨を拾うつもりで観に行ったが拾う骨すらなかった。

ウルヴァリン
 ガンビットに釣られて観に行った。
 いいキャストが揃ってるけど、微妙感が漂う謎。
 不評のデップーも改造前ウェイドはいい感じなんだけどねー。勿体ない。
 ドミニク・モナハンがいろいろ良いです。

X-MEN FC
 ベーコンに釣られて観に行く
 →マシュー・ヴォーンSugeeee、マカヴォイ(・∀・)イイ!
  モイラのAラインスーツがかわええ。萌える。

ウルヴァリン侍
 一応、観に行く予定。
 奇天烈ジャパンはネタとして流せるレベルだといいなーと思いながらつつも
 早くも「だるま」で不安になってたりします。
↓だるま。


X-MEN DoFP
 リブートしたのに、シンガーって、だるいー。超だるいー。
 2と同じぐらい頑張ってくれればいいんだけどー。

そんな感じです。

アストニッシングX-MEN その2 [X-MEN]


アストニッシングX‐MEN:デンジャラス

アストニッシングX‐MEN:デンジャラス

  • 作者: ジョス ・ウェドン
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2010/07/30
  • メディア: 大型本


アストニッシングX-MENシリーズの第二弾です。
邦訳が出てるのはこの巻までになります。
ギフテッドの時もそうでしたが、
話の間に挟まってるカバーアートがとても良いです。
(みんなに背を向けられているプロフェッサーXを、
 サイクロップスだけが振り返って見ているとか)

ヴィレッジブック、続き出してくれないかなー。
アベンジャーズのジョス・ウィードンのシナリオだって触れ込みにすれば
続きも売れるかもよー?

ギフテッドの時はなんか平和でよかったんですけれども
デンジャラスになったらいつも通りのX-MENになってしまいました。

一言でいうと また禿の仕業か です。

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アストニッシングX-MEN [X-MEN]


アストニッシングX‐MEN:ギフテッド

アストニッシングX‐MEN:ギフテッド

  • 作者: ジョス ウェドン
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2010/04/30
  • メディア: 大型本


まだ読んでなかったんかいと言われそうですが
ようやく読みました。

X-MENのコミックスって湿っぽいイメージなので
どうかなーと思ってたんですけど
シナリオがジョス・ウィードン(アベンジャーズの監督)で
ジョスがキティやスコットがお気に入りだと聞いて
いっちょ読んでみようか、という気になりました。

表紙は地味ですが中身は地味ではありません。
コミカルでウィットが効いてて、
特定のキャラの持ち上げ過ぎとか
落とし過ぎとかそういうのは全くなく
読んでて不快になることはまったくありませんでした。

X-MENのコミック読みたいけどどれがいいかなー、
という人にうってつけです。

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うるばりんの疑問 [X-MEN]

ヒーリングファクターで傷がすぐ塞がるのに
なんで切った髪や剃った髭は元に戻らないのか。

表皮も髪も髭も死んだ細胞だよねー。
皮膚がすぐ治るのは、真皮が生きてるから?

…なんとなく自己解決したかもしれない。

残る疑問は爪だ。
うるばりんの爪が剥がれたらどこまで治るんだろう。

と思ったけど
山をも吹き飛ばすオプティックブラストでぶっこわされながらも
すぐ再生する人ような能力の持ち主には
どんな理屈も通用しそうにない気がしないでもない。

X-MEN ZERO TV放映 [X-MEN]

カットされまくり〜。

プロモーションビデオなんですよと言われても違和感がないぐらい
チームXやケイラのシーンが削られまくってました。

初見だと、誰が誰で 誰がどういう能力がある人なのか
分かり辛かったんじゃないかなーと思います。
ていうか、実況ではヴィクターとジェイムズ(ローガン)の関係が
よくわからないっていう人が多かった。

ヴィクターが軽めになったのはよかったですけどね。
元のままじゃちょっと兄貴風味がこてこてしすぎてたから。

その一方で
こんなに長くしなくてもいいんじゃないの?というぐらい
ブロブとライスのシーンが長かった。

あそこ削って、ストライカー逮捕シーン入れて欲しかったなあ。
でないとケイラが報われない。

X-MEN ZEROのデジタルコピー [X-MEN]

手持ちのDVD見たら
デジタルコピーがダウンロードできるよ!
と印刷された紙が入っていました。

Apple製品には対応していません、とか
ダウンロードするのにPS3が必要です、とか書かれていて
時代の流れを感じました。

X-MEN FCのデジタルコピーは
iTSでダウンロードしてiTunesで見られるというのに…。
たった二年で変わるものですね、本当に。