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変われば変わるもんだ… [サッカー]

今では調和を重んじるチームとして知られるようになったドイツ代表ですが
昔はいろいろ問題があったようです。
派閥作って合宿中も諍いが絶えなかったとかなんとか。
ソースはワールドサッカーダイジェストとかいろいろ。
80年代はバイヤン閥とケルン閥の抗争が、
90年代はバイヤン閥とドルトムント閥の抗争が
ひどかったそうです。
だいたい渦中にはバイヤンが誇るDQN中のDQN、マテ公…マテウスがいて
食事するときにまあ仲良しどうしで一緒に食べるのは普通だけれども
マテウスの食器が隠されるなんてしょっちゅうだったとか。
ただでさえ90年代のバイヤンは気性の荒い選手が多かったから
なんかもうすごかった…らしい。
例)
カーン、エッフェ、マテウス、バスラー あたり

ドルトムントの方も
メラーとかが強気でマテウスに喰ってかかってたからなあ。
ロイターはもっぱら諌め役だったけど。

その流れが変わったのはフェラーが監督になった頃から。
ドイツ代表にはファンタジスタはいらない。
今必要なのはチーム魂だ!と訴えてがんばったけれども
彼が監督をしていた時代には実りませんでした。

それがクリンスマンが監督になった辺りから変わって来た。
バイヤンも世代交代が進んでラームみたいな穏やかな選手が
チームの軸になれるようになって、ものすごく雰囲気がよくなった。
人事的にカーンの師匠を代表GKコーチから更迭したのは
大きかったと思う。
ゼップ・マイヤーは舌禍がひどすぎたから。

…この十年ぐらいで本当に色々変わりました。
隔世の感あり。

その一方で
将来を嘱望されつつ未完の大器のまま終わってしまった選手が
結構いるのが残念。
ドルトムントの王子以上にはなれなかったリッケン
小皇帝と呼ばれながらも怪我に苦しめられて
シルバーコレクターで終わったバラック
パートナーを中傷する報道で心を痛めて
若くして引退してしまったダイスラー
三人とも不調のきっかけは怪我でした。

そして、電車に飛び込んでしまったハンケ。

プロのスポーツ選手は
みんな人並みはずれた才能を持った天才ばかりなんですが
天才ばかりだからこそ
お互い負けないぐらいの努力を積み重ねて
表舞台に立ってるわけです。
プレッシャーも半端ないぐらいある。
なのに何かにつけて叩かれまくるわけですよ。
彼らも人間なのに。

こういう残念なことは、繰り返してもらいたくない。

うーん。なんか変な吐き出しになってしまった。