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業務の打合せとかいろいろ [雑感]

今はシステムをアジャイル開発している部署で
マニュアルをアジャイル開発する仕事をしております。
今回の日記に出て来る用語は
ここ↓を見るとわかるかもしれないし、わからないかもしれない。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/05/news044.html
閑話休題。
ウォーターフォール開発してたときとは全然違うなあという感じです。
開発初期の段階でスコープを確定してそれに割く工数を確定するのは
プロジェクトを進める上での大前提なので
ウォーターフォールとは変わりません。
が、アジャイルだと細かい仕様変更に対応できるように
毎日ミーティングをしてタスクの洗い出しをして
いつまで誰が何をするのか明確にして進めて行くスタイルなのが
とても良いというか。

毎日ミーティングして、何がうまくいってないとか
誰の力を借りて解決したいって話をしていると
自然と業務上での隠し事がなくなって、風通しがよくなる。
助けてもらえると今度は自分が力になりたいって自然に思えるし
いいことづくめのように思います。

ただこれがうまくいってるのって、今の現場が女性ばかりだから、
という気がしないでもないというのがね…。
というのも、
今はものすごい少人数体制(正社員女性1、派遣男女各1)になってますが
以前8人体制、そのうち男性3人(正社員2、派遣1)だったときには
正社員男性2人がボトルネックになりまくってたんですよね…。
うまくできない、問題を解決できていない、どうすればよいのかわからない、
というのを抱え込んでプロセスを詰まらせてました。

これは恐らく、
うまくいっていないことを認める=負けを認める
という心理的なバイアスがかかっているからなんじゃないかなあと思います。
あと、今は他の部署に異動した女性リーダーが
正社員男性2人に対しては問いつめ口調だったから、
萎縮しちゃってたんじゃないかなあっていうのもあるかもしれません。
(まあ、原因究明に後ろ向きでなかなか改善できてないなら
問いつめ口調にならざるをえないというのはあるけどね…;)

日本ってだいたい学校でも会社でも減点主義だから
自分が問題を抱えていることを表沙汰にしにくいんだろうなあと。
その傾向は他の職場で働いていたときにもよく見かけたので…。
その結果、昔いた職場ではプロジェクトが面白いように炎上してました…。
「困ってる!助けて!」と言えず
解決策を求めても「自分でなんとかしろ」と突き放すような有様じゃ
プロジェクトも組織も腐らせるよ…まじで。

↑の状態になりがちだった過去の職場は
ボスが「ざっくばらんに話し合えること」を目標にしてましたが
ざっくばらんに話し合う→うまくいってない人を詰って叩きまくる
という傾向になってしまっていて、本来の目的は達成できていませんでした。
「どうしてできなかったのか」というのは改善のために深掘りすべきものであって
できなかった人の評価を決めるために使うのは正直どうなのかなあ…と。

まあ、今の職場でも業務の振り返り(KPT)をする際の打合せのシートに
・詰問しない
・他の人の発言を遮らない
・どうして問題が起きたかではなくどうすれば解決できるかに的を絞る

等の振り返りの運用ルールが書かれているので、
今の職場が問題解決思考で
建設的な意見を交換する打合せができるようになるまで
色々あったんだろうなあと思わないでもない…です。

まあ仕事にしてもプライベートにしても
過去をちくちく突いたところで恨みつらみが募るばかりで
良いことあんまりないのですよね。
そういう意味では、今いるところの前向きな打合せは
とても良いなあと思うし、お互い持ちつ持たれつで
幸せに仕事できるからいいなあと思います。
助けてもらったら力になりたいと思うし
力になれたらそれがモチベーションupに繫がりますしね。

とりとめないけど、おわり。