SSブログ

ドクター・ストレンジ [マーベルユニバース]

もう既に描かれ尽くした感のある「魔法」を操るヒーローを
どう映像として表現するか。
しかもマーベルヒーローで、ドクター・ストレンジです。

「光として視覚化」された東洋的な魔法を
静的にあるいは動的に見せる。
とても野心的な映像表現でした。
映画館に観に行ってよかった。

EDの万華鏡のようなマンダラ(というか、魔法展開図?)も
とても美しかった。
あそこだけでいいから家で繰り返し観たい感じ。

なんというかビッグ3と
アベンジャーズ(というか、シールドな話)だけでは
なんとなーく中だるみしてる感じでしたが
GoG、アントマン、ドクター・ストレンジは
ある意味、ヒーロー話らしくないところが
とてもよかったです(褒めてます)
しかしなんというか
「話してわからない相手には物理で思い知らせる」
エンシャント・ワン。
もう嫌というほど「話してわからない相手」との
対話を重ねてきたんだろうなあ…気の毒に
と思いました。
まあでも百聞は一見に如かずですから
彼女の取った手段は間違っていないと思います。

この映画で面白かったのは
自動巻きの腕時計の巻き上げ機がどんな風に動くのか
見られたこと。
ぐるぐるぐるぐる…。
映画の中でもぐるぐる回るものいっぱい。
ドクター・ストレンジの魔法も腕時計モチーフで
ある意味ぐるぐる。