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どろろ [テレビ]

小林靖子さんがシリーズ構成を担当される
平成最後のどろろのアニメ化。
「もうコミックスは原作というより原案じゃないかな」
というぐらい、キャラ造形(バックグラウンドも含める)が
変わってしまっています。

面白いです。
万代を倒したときに神経系の機能が戻りましたけれども
あの描写はすごかった。
あれはアニメでなければできないなあと。
というわけで六話までAmazonプライムで視聴したわけですが
みおちゃんが…_(:3ゝ∠)_。
うん。
知ってた。
原作読んだことあるから、みおちゃんがどうなるかは知ってる。

このシリーズでは
百鬼丸は初めて慕わしく思った相手の顔も知らないまま
永遠に彼女を失ってしまったわけで、思い出すのは彼女の声だけ。
辛すぎる。

百鬼丸は見えず聞こえず話せずでここまできてしまったから
自分の中にある気持ちが何であったのか今はまだ形にできないけれども
いつかそれが何かわかる日が来ると信じたい。
わからないまま終わって欲しくない。

でもあの状態でどろろともまともに会話できるようになるのかちょっと不安。
言葉という概念すらまだ彼の中にはできあがっていないはずだから。

物語はちょうど折り返し地点まで来たので、残された話数の中で
どこまでがんばって物語を追うのか。

靖子にゃんの手腕に期待します。