機動戦士ガンダム 水星の魔女 第九話

とうとうグラスレー寮と地球寮との間に決闘が起きてしまいました。
シャディクは決闘を避けたがってたけれども、
ミオリネの性格を考えたらどう転んでも決闘になるよね、という。

第八話のラストの時点では
シャディクが地球寮に決闘をふっかけさせるために
狙ってああいう規則を追加したのかと思ったんですが、
本音は「会社を穏便に譲渡させたかった」
「幼馴染のミオリネと結婚したかった」ということだったという。

見ていた感じでは、全然脈がなかったわけじゃないのに
どうしてこんな形になっちゃったのかなあという感想しか出てこない。

それにしてもシャディクがスレッタに対して「力のない子供」と評価している以外は
特に悪い感情は持っていなかったのが救いでした。
なんのかんのでシャディクもまっすぐな人でした。
ので、将来的になんとか汚い大人たちの思惑とは関係がない立場で
ミオリネと幸せになれるルートが残っていないかと期待してしまいます。

◆決闘
ロングレンジの攻撃ができる機体がチュチュのデミトレーナー ぐらいだったので
最初の段階でチュチュを後ろに置いて援護させる形にしたのに
そこをシャディクに狙われたのは計算外というか、困っただろうなあと。
シャディク相手にデミトレーナーで結構長いこと粘ったチュチュ、えらい。

マルタンとオジェロは「乗りたくない」「怖い」と大騒ぎしてましたが
正直ちゃんとMSに乗ってそこに出ただけで十分偉いですよ…。
お疲れ様でした。

ティルはおそらく自分がデザインを手がけた看板を壊されたときに
ものすごく悲しそうにしていたので、やり返せるチャンスがきた以上
きっちりお返しする気ではあったんだろうなあと思います。
メカニック科の子はMSの仕組みを知らないようでは話にならないから、
科目にMS整備だけでなくMS実習も入っていたんだろうなあ。
よくがんばりました。

リリッケは……。
かわいくてふわふわしてるのにどうしてそこまでクソ度胸あるんですか。
普通、いきなりビームサーベル抜いてガードするなんてできないですよ。
戦線離脱した後は、おそらくティルから電源？復旧操作を教えてもらって
チュチュのデミトレーナー の支援に回ったんだろうなあ。
リリッケもよくがんばった。

スレッタはもう何も言うまいって感じです。
エアリアル、もうエアリアルじゃなくてエリクトになってません？