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X-MEN FC 越えてはならない一線 [X-MEN]

それはロシア製のダサいヘルメットで
かろうじて守られている信頼関係。

エリックは怖くてヘルメットが脱げない。
ヘルメットを脱いだ後、
チャールズにマインドコントロールされることよりも
チャールズが
自分を操る意思を持っている可能性があることの方を
恐れている。

もしチャールズがエリックを操ったら
エリックが信じていた二人の友情は粉々に砕け散ってしまう。
チャールズが最悪の選択をしないことを願いながらも
万が一操られることになったら
もう何も信じられなくなるからヘルメットを脱ぐことができない。

それをギリギリのところで守っているのがあのヘルメット。
かっこわるいけど、超重要。

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X-MEN FCその7 ハンク [X-MEN]

ハンクは獣化した後一晩どこで何してたのかなー。
多分、自分の衣装のサイズ直しだなー。
ぴったりフィットするスーツだから
サイズ合わなくなっちゃったもんなー。

セレブロを作り
各メンバーの特製に合わせたスーツを設計し
ブラックバードの設計開発をし
洋裁までこなしちゃうハンク器用すぎる。

と、ボケるのはここまで。

モイラの記憶が消されてしまった以上
ビースト化したハンクが
ハンク・マッコイであることを証明してくれる人は
誰もいなくなった。これはかなり痛い。

彼はCIAであると同時にミュータントでもあるから
この先の進退が一番難しい人物でもあるわけですよね。

彼がああなってしまった後も
CIAが彼ほどの頭脳を手放すとは考えられない。
国家機密に通じている以上は、行方不明のままにするよりは
一度出頭した方がいいよね。
チャールズと一緒に行けば、チャールズの能力で
ビーストの姿を元のハンク・マッコイのように見せかけることは
一応できるし。

とはいうものの、
ハンクの上司はヘルファイアクラブの襲撃事件で亡くなってるし
彼のことを理解してくれる人がいなければ辛いだけ…。
ストライカー父が彼の処遇を左右しそうな予感。

X-MEN FC DVD鑑賞 [X-MEN]


X-MEN:ファースト・ジェネレーション 2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕

私が購入したのはこちら。
特典映像はブルーレイにしか入っていないので
見たかったらブルーレイ環境を手に入れなくてはなりませぬ。

映画館で観るとただただ話の流れを追っていくだけになりますが
自宅で観るといろいろ細かい部分がわかっていいですね。

印象に残ってるのは、
エリックがショウのクルーザーを錨を操って破壊し始めたときに
他の人は「なんてことだ」って畏怖を感じているときに
チャールズがだんだん
「こいつはすごいぞ!」って笑顔になってるところ。

そしてハンクが初めてチャールズ&レイヴンと出会ったときに
レイヴンに対して見せたはにかんだような笑顔。
みんな孤独だったんだなー。

セレブロを初めて使ったときに
エリックが「これを使っても大丈夫なのか」と
本気でチャールズの心配をしている。
かつて自分自身が頭に電極つけられてモルモットにされて
苦しんだ経験があるから。

しかしなんというか ハンクと出会ったときに 既にレイヴンが 中身は40代で外見年齢がその半分だというのに驚きました。 チャールズは妹のように接して来たけど 実はレイヴンの方が年上…。


ここ、字幕だけで見て読み違えてました。
英語字幕&吹替えを確認したら
「君が40歳になったとしても細胞は10代のまま」でした
なのでハンクがレイヴンの細胞の説明をしているときのレイヴンは
実年齢20代で年相応、細胞は10代 ということですね。

一度英語字幕+吹替え音声で見直した方がいいかもしれない…。

X-MEN FCその6 エリック [X-MEN]

この作品の下敷きになったのが
当初予定されていたスピンオフの
「マグニートー」だっただけあって、
エリックの物語の比重がだいぶ大きかったです。

エリック側だけの話だったら
重すぎてやってられなかったと思います。

自分が力をコントロールできれば
少なくともあの場で母親の命を守ることができたのに、
という思いが
幸せだった頃の思い出さえも封印してしまうほどに
エリックを責め苛んで来た。
それを真に理解し、思い出させてくれた親友と
袂を分つことになったのは辛かったと思います。

というわけで
X-MEN FCがX-MENの映画に触れる最初の機会だった方には
続けてX-MENとX-MEN2をご覧になることを強くお勧めします。
特に2の方は
X-MENとブラザーフッドの関係について
いろいろ考えさせられるんじゃないかなー、と思います。

アニメ終了 [X-MEN]

犯人はヤス。

じゃなくて、禿ェ…。
教授はテレパスのくせに人心の機微に疎いっていうかー。
女心がわかってませんね、基本的に。

未見のみなさまに一言。
このシリーズは本当にいつものX-MENです。

ジーンは死んでるし
スコットはうじうじしたりリーダーになったりだし
プロフェッサーは無責任だし
マスターマインドは作品毎に別人だし
(あれも都合のいい能力だからなあ…)
ハンクは頭よすぎだし
(「ウルヴァリン!」って叫んだときにいつものかっこいい田中声に戻ってたw)
ローガンはいいおっさんです

エマ、オロロはおっぱい係です

安心してご覧ください。

X-MEN FCその5 セバスチャン・ショウ [X-MEN]

ケヴィン・ベーコン。
この人いつからこんなに悪役がハマるようになったんだろうなあ。
Wunderbar!って嬉しそうデスね(むかつく〜!)
素晴らしい怪演っぷりでした。

しかしくらったエネルギー変換して放出とか
もうやりたい放題ですねー。
逆に言うと攻撃くらわなかったら彼はただの人間と同じ。

「マグニートー」を作ったのは彼とチャールズ。
そう考えるとFCはエリックが過去を清算して
自分の道を選ぶ物語でもあったわけですね。

復讐を果たすまでエリックは
親離れしてない子供みたいなもんだったんじゃないかなー。
結果として
エリック自身がショウと同じ道を選んでしまったので
ショウの思うつぼのような気がします。

X-MEN FCその4 エマ [X-MEN]

なんで敵組織の幹部で出るんだよー
それってミスティークの役回りじゃないの?
それに世代が合わないよー。
彼女はスコットやジーンと同じ世代でしょ?

と観るまではいろいろ思うところがありましたが

セバスチャン・ショウの片腕として
彼女がいなければならない理由がきちんと明確になっていたので
とりあえずオッケー。

ハニトラ兼チャールズ対策係。
うまい形で戦線離脱したので
エリック、チャールズ、ショウの三すくみ?にも割って入ることはなかったし
ほんとよくできてるわこのお話、と思った次第。

X-MEN FCその3 チャールズ [X-MEN]

自分の力を人類のために使おうと考えるのは
やっぱり育ちが良いからなんでしょうね。
子供の頃にレイヴンと出会ったり
外見が普通であることもあって
自分が孤独だと感じたことも
他のミュータントに比べると少なかっただろうなあ。

FCはチャールズがまだ無邪気でいられた時代の物語。

そう思うとちょっと哀しくなります。

X-MEN FCその2 レイヴン [X-MEN]

エグゼビア家の養女にレイヴンがすんなりなれたのは
なぜでしょうね。

あの年齢のときからチャールズが両親を洗脳できたとすれば
実に恐ろしいことだと思いますが
普通に考えると慈善活動に熱心な両親が
本当は女の子も欲しかったからチャールズの後押しもあって
孤児のレイヴンを養女にしてくれた、ということなんでしょうね。
変身してしまえばレイヴンは申し分ない美少女だったろうし。

傍目では仲の良すぎる兄妹でした。

でもどんなに仲が良くて自分の一番の理解者であっても
チャールズはレイヴンのありのままの姿を嫌悪することはなくても
その姿でいることを許してはくれない。
そうなると本来の姿でも受け入れてくれたエリックになびいても
しょうがないよなー、と。

ミュータントは誇りだ
(おそらく原文では「ミュータントであることを誇りに思え」)
と言いながら
女性は見た目だよね、という実に人間の男性らしい価値観を
丸出しにしてたチャールズを間近に見て
レイヴンはどう思ってたのかな…。

X-MEN ファーストジェネレーション [X-MEN]

吹替え版を観てきました。
台詞と映像、どちらも情報量が多かったので
吹替えで正解かなあという感じです。

エリックやショウは
独、仏、露、西の四カ国語を話してたので
それがわかる人にはそういう部分も楽しめるかも。

さて、これは娯楽映画かというとそうでもありません。
何を信じどう生きるかという
ミュータントのアイデンティティを描いた
群像劇といった側面が強かったです。

ところどころご都合主義的なところがなかったわけではないですが
トータルで良い出来だったと思います。
少なくとも、心の動きが不自然なように見える登場人物はいなかったので○。

アクションの一番の見せ場は
実はキューバ危機のシーンではなく
ヘルファイアクラブによるCIA襲撃のシーンのような気がしました。
ミュータントが圧倒的に異質で人間の脅威たりうる存在であることを
見せつけるための場面。

何かがドン、ドン、と落下している音。
あれ、人が建物の屋根に叩き付けられる音だったんですね。

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